「劇場版 仮面ライダーアマゾンズ 最後ノ審判」でサンデー・サプライズだった
本来予定通りであれば、記事を書くつもりもなかったのだが、日曜にいい意味で予定外のことが起こった。
実はその日は友人と共に、ユナイテッド・シネマまで「劇場版 仮面ライダーアマゾンズ 最後ノ審判」を見に行ったのだが、そこでとんでもないサプライズ。
5月27日。なんとその日は仮面ライダーとの握手会だった。
ただ映画を見たいがためだけで行ったので事前情報なし。
券を買うときに、受付のおねーちゃんが「仮面ライダーの握手会があります。」と言った際に「え!?!?」と変な声が出てしまった。
劇場では、最前列以外のほぼすべての席が埋まっており、俺と友人は最前列。
映画そのものは、この列だと見上げなければ見づらいことこの上ないと思ったが、これはイコール、アルファ・オメガ・ネオアルファが出てきたときに、初っ端から一番近くでその姿を見られるということだ。
つまり、握手の際も一番槍は友人と俺。
残り物には福がある、とはよくいったものである。
そんなわけで、多少見づらいながらも映画を味わい、その後のお楽しみタイム。
めっちゃ近い。そしてポールが邪魔。
我らがアルファさん。
相変わらず、昭和のアマゾンの風貌を残した良いディテールをしている。
手ブレなどで分かりづらいが、ベルトが如何にも歴戦と言った感じで、いいウェザリングの質感だった。
オメガ。
個人的にあまりはるかきゅんに感情移入はできないが、出で立ちはやはりザ・主人公といった風格である。
ネオアルファ。
どことなく、仮面ライダー4号(中身・エターナルさん)を彷彿させるようなカラーリングとディテール。
ヒーローショーとかではスーツはアクション用の通気性の良い素材で作られており、アーマー部分以外はチープな印象を受けることが多いが、これは別。
素人目に見ても、劇中の質感がはっきりわかる。近くで見ても遜色ない。
どのライダーも全体的にスーツは、やはり光沢を放つエナメル的な質感。
もちろん、アーマーもきちんと細かいところまで塗装されており、しっかりしていた。
そして、いざ握手したときにわかったが、グローブはラテックス的な肌触り。
というか、普通にラテックスだろう。
グローブからはアクターさんの体温が伝わってきて、「中のアルバイトの人、絶対汗だくだろうな」とか野暮なことが思い浮かんだが、アマゾンズは普通の人間よりも体温が高いのだろう、と無理やり思うことにした。
どうにしても良いサプライズだった。
普段の諸々の作業から、日曜のこの刹那の瞬間において得た、非日常。
童心というものを久しぶりに思い出した気がした。