先週のレッドバロン彦根店での一件、その後と評価

先週の友人のバイクが購入2日でぶっ壊れた事件(こちらの記事)でのその後で実際にやり取りした内容と評価。

 

まぁ、結果から言えば、原因についてはレッドバロン彦根店側が自分たちの整備ミスであると認めた。

が、本日のやり取りは全てレッドバロンのシナリオ通りに進み、友人と俺で言うところの「完全に時間の無駄だった」と言う結果に終わった。

 

友人とは、先週の一件後、時間の許すところで事前の打ち合わせなどを行って、いざ本日のやり取りに向かった。

 

場所は、某有名喫茶チェーン。

彦根市のイオンタウンの付近といえば、恐らく分かる人には分かるだろう。

 

実際のやり取りは13時より開始する予定だった。

 

時刻どおりに、店長がただ一人で訪れた。

問題を起こした整備士も連れず、ただ一人。

 

他サイトさんでの情報を見て予想はできていたが、やっぱり一人だった。

せめて問題を起こした整備士くらいは連れてきてほしかったものだ。

 

店長の顔は勝ち誇ったかのようにスッキリとした顔となっていた。

この時点で、「ああ、やっぱりマニュアル対応されるんだろうな」と友人も俺も薄々ながら感じ取ってはいた。

 

かくして、やり取りは始まった。

 

原因については、ざっくりといえば、原因はやはりボルトの締めが甘かったということ。

実は月曜の夜の段階でわかっていたのだが、詳しい説明は本日だった。

 

要は、ドラムブレーキの制御機構を再取り付けする際に、ダボにボルトがきちんとハマっておらず、それを2重チェックで見落としたらしい。

タイヤ交換で、タイヤを外した際にそれが隠れた位置となるため、こんなもんでいいだろうというまさに「だろう運転」で見落としていたのだという。

 

この時点で、初歩的なミスをさも「こんなのははじめてだ^q^」と言った様相で話してきたので呆れる他なかった。

 

そして、その次。

バイクを購入したときに友人が書いた売買用の書類を出してきて、

 

「さぁ、キャンセル(我々で言う返品)するならどーぞ^^;」

 

と、まさに流れるような手付き。

 

まぁ、やはりこういったやり取りには前例が多かれ少なかれあるようで、実に鮮やかな手付きである。

 

いやぁ、流石、レッドバロン。責任放棄のプロフェッショナル!

 

と、むしゃくしゃした気持ちも通り越して呆然とした。

 

「おめえらクレーマーの信用なんざどうでもええよ、全てなかったことにしてやるからさっさと帰れよ^^」

 

要はそういったことらしい。

 

一応のところ、その他の提案もないかを尋ねたものの、それ以外の選択肢など提示さえもされなかった。

まさに取り付く島もない。

 

ただ、後学のためにといった点で、

  1. レッドバロンが壊したオフロードバイクを継続して乗る場合、信用できる個人経営店に整備や修理を任せる。
    そして、その際にレッドバロンでの整備と修理歴を洗い出した上で、せめて個人経営店が「完了」として判断するそのときまでの費用を受け持ってもらうことは可能か?
  2. 同一価格帯でのバイクを用意してもらった上で、1.での整備を同様に行うといったことは可能か?

の2点を「お願い」として提案してみた。

 

「既に信用はゼロを振り切ってマイナスだが、せめてゼロに戻して我々に後味の悪さをなくしてほしい」

 

事前にそういったことも伝えてはおり、良い意味での予想外の対応を素粒子レベルで一応期待した。

 

まぁ、当然ダメでしたが。

というか、1.の内容を少し話し始めた際にこちらの言葉を遮って、

 

店長「ああ、それ無理です。」

 

まぁ、どこまでが整備や修理の終わりなのか、ということが明確に判断が付けられないからというもっともらしい理由だった。理路整然としているが、当然納得はいかない。

 

少なくとも、こちらはいわゆる悪知恵の働くクレーマーみたいな些細なことでクレームを付けているわけではないし、信用して任せたのに・・・と言う怒りの中でもある程度譲歩をしている。無論恫喝もしていない。

 

全てはゼーレのレッドバロンのシナリオ通り。

 

あと、これは友人が途中で言ったこと。

  • バイク購入時より入っていた任意保険をせめて日割りで良いのでいくらか保証してくれることは可能か?

 

店長「それも無理です。」

 

まぁ、こうなることは予想はしていたけど、悪い意味での予想通り、と言った感じ。

 

そして、その後のどう言った対策をするかなどを流暢に話す店長。

 

レッドバロンは過去の不具合が蓄積されるから今後同じようなミスは起らない!だとかそんなことを言っていたが、それもどこまで信用できるやら。

 

少なくとも、友人と俺と言う面倒事をなかったかのようにしている店がそんなことを言っても、

 

「ミスが起こったら全てなかったことにします!」と暗に宣言しているようなもの。

 

まぁなかったことになれば、その言い訳が延々と使えるわけですね。

まさしく便利な魔法の言葉。汚い、流石レッドバロン、汚い。

 

まぁ、その姿勢はやり取りの終わり際にも発揮されており、ふと友人がこんなことを言った。

 

友人「あの、バイクの鍵に合わせてついていた、バイクと関係ない別の鍵はどうしました?」

 

店長「そんなもの付いてましたっけ?」

 

ああ、レッドバロン彦根店。これ全然反省してねえわ。

 

バイクに関わらず、使用する以外のキーが付いていることなんて素人でも分かること。

 

まぁそんな様子じゃ、この先同じようなことは多々起こるわなwww

 

そして、その度に同じようになかったことにするのだろう。

 

そして、店長はその鍵を取るためにレッドバロン彦根店へ戻っていった。

これ普通なら店の他の人に届けさせたらいいものだろうけど、多分営業を止めたくないだけだよね。

 

そして、40分ほど後で戻ってくる店長。

往復でも某喫茶チェーンからなら20分くらいで行けるだろうよ。

 

俺は、この店長が戻ってきたときの、

 

ヘラヘラした笑顔で「遅くなってすみません><」

 

は、自分が見た中のベストに入る嫌な顔のひとつとして一生忘れることはないだろう。

 

正直なところ、これに関しては、野性的な衝動に目覚めかけたがそこはぐっとこらえた。

 

友人の顔は、このやり取りをしている上でこれまで見たこと無いくらいの悲しい顔になっていた。俺はこの店長の顔も友人の顔もまともに見られなかった。

 

そして、そのままこれまた流れるように、このやり取りは後味の悪いまま全てをなかったことにすると言った形で終わりを告げた。

 

場合によっては、本当に買取価格という形でしか対応しないといったことをレッドバロンは平気で行う分、まだ友人の事例はマシかも知れない。

 

ただ、今回のレッドバロン彦根店の対応は、

 

面倒な客(クレーマー)がいなくなって清々した。

 

といった様相を、店長のその表情・動作全てにおいて語っているということをこの身に受けざるを得なかった。

 

 

長々と書いてみたものの、結局、

 

一言で言えば、最悪。

 

それが個人的なレッドバロン彦根店の評価。

 

面倒くさい奴らは極力切り捨て、来るものホイホイ、去るものシッシッのイケイケドンドン。

 

その評価の上で、これから彦根付近でバイクを買う方に前もってご伝達しておきます。

 

他に良い個人店はいくらでもあります。彦根から更に南に下ったところ、米原の前の湖岸沿い、余呉湖に行くところの前、etc…

 

特にバイクをガッチガチに触らない方に関しては、わざわざレッドバロン彦根店でバイクを選ぶ理由はありません。

 

多少、バイクに乗ることが遅れるとしても、それらでバイクを選んだほうが後々絶対に後悔はしません。

 

まぁ、今となっては自分は最悪な評価しかないけど、そんなレッドバロンの悪評のフォローのため譲歩しまくって一応書いておくことにする。

 

  1. 乗るために買うなら整備前のバイクだけを買う。
  2. 取り扱う車種は豊富なのでパーツ取りのために分解前提で買う。

 

この2点は前回の記事でも書いたけど、こういった方なら買っても良いのではないかと思う。

まぁ、1.の場合は「店舗に並んだ時点でどのバイクを整備したかしてないかはレッドバロンは明記していない」のを念頭に置いて下さい。

あと、レッドバロンの間口は広いように見えて実は狭い。それも頭の片隅に置いておいて下さい。

 

ああ、あとはこういった人にもおすすめ。

 

全てのリスクを考慮した上で、購入して間もなく事が起こって、仮に命の危険を感じても、それが例え整備ミスなどの店舗側の責任だとしても、自分・家族もみんなが笑って同意できること。

 

・・・。

 

・・・・・。

 

1.、2.はともかく、そんな方々なんて当然いないよね?

 

今回は後味が悪く、全ての時間を無駄に浪費したと言った結果になったが、これは記録として残しておこうと思う。

友人と同じ思いをする人がこの先出ないことを切に願って。

 

最後に重ねて書くが、今回はまだ返品という形で友人に全額返ってくるだけマシだった。

というか、レッドバロンのこれまでのアホらしい対応的に、それこそガチの買い取り価格だけで事が済まなかった分、まだ御の字と言っていいのかもしれない。

 

信用をマイナスのままで全てをなかったことにするレッドバロンの姿勢はもはやどうしようもないけど。

きっと、友人と同じように泣き寝入りしている人も既にたくさんいるんだろうなぁ・・・。

 

最初から最後まで友人が言っていたことは「やはり自分の知っている個人経営店で購入するべきだった。」ということ。

 

「近くの店だから言われているほど酷くはないだろう」と言った油断はくれぐれも禁物。

今回の件でわかったが、レッドバロンは全国展開の大きい店なので、県外などの広範囲でサポートは受けられるというメリットは確かにあるが、今回の件でお願いとして提案した内容をバッサリ切り落とされたことを除いても、お世辞にも対応の質は良いとは言えないものだった。

 

友人を通して、ある意味では良い教訓になったと思う。

自分にとっても悲しく、そして、非常に残念だということは最早言うまでもないが。

カテゴリ

この記事のコメント

コメントはないです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。